お客様から耐用年数について聞かれることが多々あります。
メーカーより発表されている大体の目安はお答えできますが、施工する立場からは「保障します」という事は申し上げられないのが現状です。
湿気の多い場所(現在藻が見られる場所) ⇒ 周辺の環境等にもよりますが、どうしても藻の
発生が起こりやすくはなります。
日当たりの差による変色 ⇒ 塗装の色によっては目立たない場合もあります。職人にご相談
下さい。
塗膜の剥れている部分 ⇒ ケレン等の下地処理をしてから塗装しますが完全に旧の塗膜が
取れる訳ではないのでその部分から剥れやすくなります。
リフォーム登録業者(被保険者)がリフォーム工事を行った部分の瑕疵に起因して、不備が生じた場合に支払われる「リフォーム瑕疵保険」という制度があります。
保険料を払うことによって万一の時工事金額(80~100%)保障してくれますが、塗り替えの場合は保障期間が1~5年となります。
又、保険料は工事金額100万円に付き「保険料+検査料」として40,000~45,000円位必要となります。
この分は施工業者が支払うお金ではありますが、必要経費として請負金額に算入されてしまいます。
当店では瑕疵保険には加盟しておりません。
それは上記のような理由で塗装の場合はお施主様にとってもあまりメリットがないからです。
保障期間が5年程度では「リフォーム瑕疵保障」に入る必要性を感じません。余程の施工ミスがない限りこの程度の年数では塗膜の剥がれは起きないと思います。
ただし、現状塗膜の剥がれのある場合や鉄骨の錆がひどい場合はこの限りではありません。
極端な色落ちや剥れなど(当店に落ち度がない場合)は塗料メーカー・材料店等と相談の上対処させて頂きます。
当店の施工ミスがあった場合は保険等に関係なく再塗装をさせて頂きます。